有害鳥獣対策について学んだ1年間
- 盛宏明
- 2月2日
- 読了時間: 2分
更新日:2月18日
昨日は神奈川狩猟協会の総会、懇談会に出席しました。
昨年から理事として大磯・二宮で有害鳥獣対策について勉強、活動をしましたが、今年も理事として学ばせていただくことになりました。
今回、1年間で学んだことを纏めてみました✏️
長文になりますが、良かったらご覧ください🙏
1.有害鳥獣の被害状況
農林水産省の調べではイノシシ等の有害鳥獣による農作物被害額は約164億円(令和5年度)と高い水準にあり、耕作放棄・離農の増加、有害鳥獣が市街に出没して事故が発生するリスク等、数字に現れる以上に深刻な影響があります。
実際に先日も二宮町のある地域のどんど焼きにお邪魔した際に、「盛君❗️イノシシが市街に出てきたんだよ😖」と動画を見せていただきました。
2.活動状況
大磯
神奈川狩猟協会は「認定鳥獣等捕獲事業者」として箱罠の設置、有害鳥獣の捕獲を実施しており、大磯町内で活動をしています。昨年は高橋議員、地元の協力もあり高麗を皮切りに中丸等での箱罠設置のサポートに関わりました😊
二宮
大磯で学んだことを踏まえて、一色地区では岡田議員、地区長さんを中心としたチーム一色の皆さんと一緒に活動をさせていただきました💪
(緑が丘、松根等、他地域でも有害鳥獣の捕獲、駆除についてご相談をいただいている為、岡田議員、連携している地元町議の皆様とご相談をしながら対応を進めていきます。)
3.有害鳥獣対策に関する盛宏明の考え方
私は1年間の活動を通じて、有害鳥獣対策は以下の3本柱を行政と地域が連携しながら取組んでいけるかが重要だということを学びました。
「1.有害鳥獣の捕獲、駆除」
「2.侵入防止柵の設置、追払い」
「3.里山整備による餌場、隠れ場の管理」
「有害鳥獣と呼ばれる動物は加害者ではなく、人間活動による被害者である」と有害鳥獣を駆除することに否定的なご意見もあります。
そういったご意見も大切ですが、有害鳥獣によって被害を受けた方々の生活、気持ちを考えると、理想ではなく現実的な視点を持つことが大切です。
有害鳥獣の出没を減らす取り組み(里山整備による餌場、隠れ場の管理)をしながら、捕獲・駆除をしていくこと、この枠組みを地域に根ざすには、適切な支援を自治体(市町村)県・国が行って行くことが必要だと私は考えています。
この考えを持ちながら1年間、活動の一つとして大磯・二宮で有害鳥獣対策に取組んでいきます。
引き続き宜しくお願いします🙏
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